京都・祇園祭粽,祇園祭粽のご利益,ちまき(粽)の意味

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京都・祇園祭の粽(ちまき)のご利益は何?どこで買っても同じなの?

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祇園祭 うちわ

京都の祇園祭は平安時代に疫病退散のために始まりました。1100年たった今でも伝統を守って、毎年開催されています。各山鉾では粽(ちまき)や手ぬぐい、うちわなどが販売されています。あちこちで売っているので、どこで買ったらいいか迷われる方が多いのではないでしょうか。それぞれの山鉾ごとのちまきや縁起物の意味とご利益について、ご紹介します。

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京都・祇園祭の粽(ちまき)の意味とご利益は?

粽(ちまき)は5月5日の子どもの日に食べる和菓子というイメージがありますが、祇園祭でいただくちまきは食用ではありません。
玄関などに吊るして1年間の災難や厄除けとして使用します。元々は身を清めて、無病息災を祈るための神符でした。

これはスサノオノミコトが旅先で難儀したときに、蘇民将来(そみんしょうらい)が家に招いてもてなしたことに対する御礼として、蘇民の子孫には疫病の難がないようにと約束したのが始まりとされています。

ひと言で言えば「災難除け」や「家内安全」といった意味があるのですが、山鉾ごとに祀っている神様が異なります。そのため、ご利益もさまざまです。

京都・祇園祭のちまきはどこで買っても同じ?

ちまきは神社にお参りしたときにいただく「お守り」と同じものなので、「買う」というよりは「いただく」とか「授かる」のが正しい言い方です。

各山鉾にはご神体が祀られています。それぞれの神様の得意分野があるので、山鉾によっていただくちまきにはご利益が異なります。

では、それぞれの山鉾のちまきのご利益をご紹介しましょう。
  • 役行者山(えんのぎょうじゃやま):厄病除け
  • 鈴鹿山:厄病除け
  • 八幡山(はちまんやま):厄病除け
  • 黒主山(くろぬしやま):厄病除け・盗難除け
  • 浄妙山(じょうみょうやま):厄病除け
  • 北観音山(きたかんのんやま):厄病除け
  • 鯉山(こいやま):出世開運
  • 南観音山(みなみかんのんやま):厄病除け
  • 霰天神山(あられてんじんやま):雷・火事・厄病除け
  • 山伏山(やまぶしやま):厄病除け
  • 占出山(うらでやま):安産・厄病除け
  • 四条傘鉾(しじょうかさほこ):厄病除け
  • 蟷螂山(とうろうやま):厄病除け
  • 郭巨山(かっきょやま):金運開運・厄病除け
  • 放下鉾(ほうかぼこ):厄病除け
  • 月鉾(つきほこ):厄病除け
  • 菊水鉾(きくすいぼこ):不老長寿・厄病除け
  • 孟宗山(もうそうやま):厄病除け
  • 函谷鉾(かんこぼこ):厄病除け
  • 孟宗山(もうそうやま):厄病除け
  • 長刀鉾(なぎなたほこ):厄病除け
  • 芦刈山(あしかりやま):厄病除け
  • 伯牙山(はくがやま):厄病除け
  • 綾傘山(あやがさやま):厄病除け
  • 鶏鉾(にわとりぼこ):厄病除け
  • 油天神山(あぶらてんじんやま):学業成就・厄病除け
  • 木賊山(とくさやま):厄病除け・迷子除け
  • 船鉾(ふねぼこ):安産・厄病除け
  • 白楽天山(はくらくてんやま):学業成就・疫病除け
  • 太子山(たいしやま):知恵・厄病除け
  • 岩戸山(いわとやま):疫病除け
  • 保昌山(ほうしょうやま):縁結び

このように厄病除けのオンパレードですが、それだけ昔は疫病が恐ろしかったということがうかがえます。
特に安産や学業、不老長寿などのご利益が欲しいという方は、その山鉾でちまきをいただくといいでしょう。

京都・祇園祭のちまきのご利益の由来

いくつかの山鉾のちまきのご利益の由来をご紹介します。

・長刀鉾……鉾の先に長刀がついています。毎年、山鉾巡行ではトップをいくことが決まっています。
疫病が流行したときにこの長刀を病人に持たせたところ、快癒したといういわれがたくさんあります。

・郭巨山(かっきょやま)……金運成就のご利益がありますが、ちまきには金運を示す大きな小判がついています。見ているだけでも裕福な気持ちになれますよ。

・船鉾……安産のご利益で有名です。これは古事記や日本書紀に記されている逸話に由来します。神功皇后が妊娠中にもかかわらず男装して敵国と戦いました。戦いが終わるまでは子どもが生まれないようにと祈願して、無事に勝利をおさめ、皇子を出産されたとのこと。
船鉾のご神体は神功皇后で、岩田帯をまいて巡行し、その後、妊婦さんに授与されます。

・占出山……こちらも安産のご利益で有名です。船鉾と同じく神功皇后が出征した際に、縫い針で魚を釣ったところ、鮎が釣れて、戦勝の兆しにしたことが由来とされています。こちらもご神体に岩田帯を巻いて巡行し、後で妊婦さんに授与されているということです。

・保昌山(ほうしょうやま)……祇園祭のちまきの中で唯一、縁結びのご利益があります。この山の主人公は平井保昌で武勇にも和歌にも優れていました。大江山の鬼退治でも活躍したそうです。彼が女官に恋をします。彼女が御所の紫宸殿の梅を一枝ほしいとお願いされ、夜中に忍び込んで梅の枝を取ってきました。その結果、恋が実り、結ばれたとのこと。
ちなみにその女官は保昌の妻となりますが、あの有名な和泉式部だったそうです。
梅の枝を取ってくるのはあまりほめられた話ではないので、この保昌山は別名「花盗人山」とも呼ばれています。

・霰天神山(あられてんじんやま)……火事や雷よけのご利益があります。1504年に京都に大火が起こったときに、霰(あられ)が降ってきて猛火が消えたそうです。そのときに小さな天神像が降ってきました。それをご神体として祀ったのが霰天神山です。
その後も天明や元治の大火事でも、周辺の山鉾は火事で消失したのに、霰天神山は燃えなかったと言われています。

京都・祇園祭はちまき以外の縁起物は?

京都の祇園祭では、粽(ちまき)以外にも、それぞれの山鉾でさまざまな縁起物を売っています。
  • 護符・お守り
  • 扇子
  • うちわ
  • 手ぬぐい
  • 山鉾のミニチュア
  • 和菓子
  • 絵葉書

中にはご利益とは関係ないかも?というものもありますが、おみやげとしてはおススメです。

京都・祇園祭のちまきの販売日

ちまきや護符、扇子などの品は7月14日~16日まで(宵山)までの期間限定販売です。

ものによっては市内の百貨店やみやげ物店でも販売していますが、各山鉾限定のものは宵山までしか売っていないので、ご注意ください。

また、山鉾によってはちまきなどを購入すると、山に乗せてくれるというサービスをしているところもあります。
そういったところで購入して、山に乗る経験をされるのもおすすめです。
(ただし、山の上での写真撮影は禁止されているところがあります)

各山鉾でちまきなどを売っているのは町内の子どもたちです。
一生懸命に呼びかけるので、素通りするのが気の毒になり、ついあちこちで買ってしまったという方もいらっしゃいます。
事前にどこで購入するかを決めておくといいですよ。

まとめ

京都の祇園祭の粽(ちまき)のご利益は、多くは疫病除けや災難除けですが、中には学業や金運、縁結び、安産などがあります。

自分がほしいご利益の山鉾でいただいてくださいね。

また、粽以外にもお守りなどもあります。
おみやげ品としても喜ばれるものが多いので、ぜひあちこちの山鉾を見て選んでください。

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