熱中症,運動時の熱中症対策,熱射病

みのりある日々~お役立ち情報

みのりある日々になるように、生活に役立つ記事をお送りします

スポーツや運動時の熱中症の予防と対策 10のポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


夏のスポーツ

近年は真夏以外でも4月下旬から10月ごろまで暑い日があります。夏は熱中症を意識していても、春や秋は意外と忘れがちです。

特に運動をするときの熱中症対策は欠かせません。そこで熱中症の怖い症状や予防法、水分補給のポイントについて、調べてみました。

スポンサードリンク
  

熱中症対策の第一歩 熱中症の症状を知っておこう

ひと口に熱中症と言っても、その症状の程度によって次の3段階に分けられています。


1.熱けいれん・熱失神
大量の汗をかくことで水分や電解質が失われます。そのときに水やお茶を飲んで水分補給するのはいいのですが、電解質(特にNa+やCL-)の濃度が低下すると、二次脱水を起こします。
身体の症状としては筋肉が痛くなったり、けいれんを起こしたりします。

また、体温が38℃と高くなるのも特徴で、激しい汗が流れてきます。この場合に意識がはっきりしていれば熱けいれんと判断できますが、めまいや頭痛が起こり、意識を失うことがあります。これを「熱失神」と言います。

2.熱疲労
高温にある場所で激しい運動をすると、皮膚や筋で血流が増加します。
その結果、さらに汗が出て脱水を起こします。脱水症状になると身体を流れる血液の量が減少し、血液の濃度が濃くなっていきます。

手や足など身体の末端にまで血液を流してほしいと身体は指令を出しますが、それに心拍などが追いつかなくなると、循環不全が起こり、吐き気や嘔吐を引きこします。
また、脳の血液の流れが悪くなるので、めまいや頭痛を起こします。
失神することもあるので、注意が必要です。ただ、体温は38℃以下で、汗は出ますが顔面は蒼白になります。

3.熱射病
熱疲労がさらに進むと、体温調整ができなくなります。その結果、体温が異常に高くなり、その状態が長く続くと、中枢神経に障害が発生します。
場合によっては死亡することもあります。
症状としては、あくびやめまい、頭痛などが見られます。さらに重症になると意識がなくなってしまいます。体温は40℃を超えるほど高くなります。顔が紅潮し、汗は逆に少なくなります。

熱中症になった場合の応急処置

熱中症の症状が見られたら、まずは次の処置をしてあげてください。

  • 日陰や涼しい場所で休ませる
  • 足を上に上げて寝かせる
  • 衣服をゆるめる
  • 頸部、腋の下、鼠径部(そけいぶ=足の付け根のところ)を冷やす
  • 体温と血圧を測る
  • 薄い食塩水やスポーツドリンクなどを飲ませる
  • 意識障害や体温が異常に高くなってきたらすぐに病院に搬送する

運動時の熱中症の予防法

運動をするときに熱中症を予防する方法には、次のようなことがあります。

1.環境条件を確かめる
体育館で運動をする場合は、気温が28℃以上なら要注意です。風通しをよくしてください。

2.身体条件をチェック
いきなり運動を始めると、身体がついていきません。
特に梅雨時や気候の変わり目などは気温の変化が激しく、身体がついていっていないことがあります。
いきなり暑い日に運動を始めるのではなく、毎日少しずつ軽い運動をおこなうなど、ウォーミングアップをしていきましょう。

3.水分を多く取る
水分摂取は熱中症の予防策としては、もっとも大切です。

身体の水分が2%(体重に対して)失われると、のどの渇きを感じます。
水分喪失が3%になると、血液の循環が悪くなり、血管の血液濃度が高くなります。
さらに水分喪失が多くなると、身体は危険な状態になるので要注意です。

そうなる前にしっかりと水分を補給しておきましょう。

4.衣服は通気性のあるものを
少しでも涼しく、汗や温度を逃す素材やデザインのものを着用しましょう。
また、濡れたらすぐに着替えることも大切です。

5.汗をこまめに拭く
汗をかいたままにしておくと、熱中症や体臭、皮膚の衛生などさまざまな面でマイナスになります。
タイルを数枚用意して、こまめに拭くようにします。

運動時の熱中症対策 水分補給の10のポイント

運動時にはこまめに水分補給をすることが大切ですが、そのタイミングや注意点を知っておきましょう。
  • 1.チームで練習する場合でも、自由に飲めるようにしておく
  • 2.補給は15分ごとにするのが理想。一度に大量の水分を飲むよりも、1回当たり100~200mlをこまめに飲む方が効果的だといわれています。
  • 3.水温は10℃前後が理想。冷たすぎず、熱すぎず。
  • 4.飲むものは水道水または電解質の飲料、炭酸飲料でもOK
  • 5.一人ずつの容器を準備し、どれだけ飲んだかがわかるようにしておく
  • 6.「のどが渇いた」と感じる前に飲む
  • 7.スポーツの種目や競技内容に合わせて水分補給しやすいように配慮する
  • 8.試合でも練習でも水分補給は同様に必要
  • 9.塩分の取りすぎに注意する。(市販のスポーツ飲料には塩分が多いものがあるので注意する)
  • 10.運動開始前に十分な水分量を取っておく

スポーツの内容によっては、チームで練習をしなければならず、なかなか個人で水分を取れないということがあります。
しかし、そこは熱中症予防を重視して、指導者やキャプテンなどが配慮してあげましょう。

また、チーム全体で熱中症対策の勉強をするのもいいことです。

安全にスポーツを楽しむようにしてください。

まとめ

最近は熱中症の予防法がずいぶん知られるようになってきましたが、それでも毎年、運動会やスポーツ大会などで救急搬送されるケースがあります。

重篤な場合は意識を失うケースがあるので、念には念を入れて水分補給や気温、体調のチェックなどを徹底しておきましょう。

スポンサードリンク

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最近の投稿
よく読まれている記事
カテゴリー
最近のコメント
アーカイブ